確率
「確率はどうやって求めるの?」という話から始めたい、と思います。
このサイトをご覧になっている方がどのように確率を求めてきたかは分かりませんが、確率の求め方は次の通りです。
同様に確からしいものを見つけて数え上げる
どんな確率の問題であったとしてもはっきり言ってこの一言につきます。
しかし、受験生の殆どが確率を考える上での最初のステップ:同様に確からしいものは何なのか?
について考えずに解いているのが現状です。私自身高校3年生までは掛け算や足し算などを駆使して、問題なくこなしてきたのですがある時突然確率
を解くということが根本的に分からなくなりました。その原因というのが同様に確からしいものは何なのか考えずに解く
すなわち結局は
確率を何となく解いてきた
ために行き詰ってしまったわけです。確率が分かっていない人は是非次のページに進んで下さい。
確率は分かっているよ、という人は一度次の問題に取り組んでみて下さい。
(1)右図においてA地点からB地点まで行く最短経路は何通りか?
(2)右図においてA地点からC地点を通ってB地点まで行く最短経路は何通りか?
(3)右図においてA地点からB地点まで最短経路で進む時、C地点を通る確率を答えなさい。
さて、(1)~(3)の答えはそれぞれいくつになったでしょうか?
(3)の答えが になった人、確率の計算がおろそかになっているかも知れません。
是非次のページに進んで下さい。